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2011-05-12

祈り

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GR DIGITAL III + SILKYPIX / "トラックバック企画「色」に参加"

震災から2ヵ月が経った。多くの命が失われ、さらに多くの方々が、津波や原子力の災害から逃れ、苦しい避難生活を強いられている。

小生は、生活面では普通の生活が戻ったが、原子力関係の職のため、仕事の根底の条件が覆ってしまった。自身の心情の置き所を整理するには、より強い精神が必要に感じられる。

今まで考えたことも無かったが、宗教や祈りについて、最近、ふと、意識に上るようになってきている。

小生、クリスチャンではないし、何かの宗教に帰依しているわけでもない。

しかし、これほど多くの人々が一度に命を落とし、また、辛苦の中に生きることになると、その必然性について悩まざるを得ない。悩みを、理屈に裏付けられた考えにまとめ合理化しようとすると、宗教が必要にも思えてくる。

職場での業務は、外見上はやはり元に戻ったが、将来の計画は全てを見直さなければならなくなっている。原子力利用が維持されるにせよ、縮小されるにせよ、あるいは、まったく廃止に向かうにせよ、小生は微力ながら原子力の安全のために尽くしていかなければならないと覚悟している。ただ、もし原子力に将来性が無くなったとき、仕事に取り組む動機を維持するには強い精神力が必要になりそうだ。

苦しんでおられる方々の救済のために祈る、自身の精神を強くするために祈る、これが、宗教の機能なのであろう。

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