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2010-08-25

湖を巡る

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

から降りて観光案内所に戻り、計画通り自転車をレンタルした。そして、湖畔の道路・散策路を時計周りに一周することを目標にして走り始めた。この目標を達成する見通しは、走り始めると早々に立ってしまった。やはり自転車は便利である。ほどなくして、城のちょうど対岸に回り込むことができて、このような景色を眺めることができた。この余裕が故に、ちょっとした冒険をしてみることになった。

ただ、この辺りは、遊歩道ではなく車道を走らなければならず、ヨーロッパ風にビュンビュン飛ばす車には神経を使った。小生はまだマシだが、オットリ屋さんの連れには相当怖かったようである。

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

身体を動かすと腹が減る。そして素朴だが美味い食事にここでもありつけた。連れ曰く、「観光地の湖畔のレストランは高くてマズイの常識を覆された!」 メインディッシュが来る前からサラダとパンをムシャムシャ食べ始めてしまった。

レストランから見えるところに観光ボートの波止場があった。レストランの女将さんに尋ねてみたところ、複数人で乗り込んで船頭さんに漕いでもらい、教会のある島まで行くのだと言う。地元客と思われる男性は、自分で漕ぐ小さなボートも時間を区切って貸してもらえるはずだ、と教えてくれた。

「ボート漕いだことあるん?」という連れの問いに、「あー、うーん、覚えてへん」と小生が答えると、

「ブチっ! 『頼みの綱』が音を立てて切れたわ!」

こうなっては、男の沽券にかかわる。何がなんでも漕いで教会に行ってやる。(しかし、実際に、国内の池に浮かぶ小さな脚漕ぎボートぐらいしか記憶にないのである。)

ボート屋のお兄さんも綺麗な英語を話す。自分で漕ぐボートはある。2人でも一艘分の料金。団体で乗るボートより安い。湖のどこまで行っても良いが島までが良いところだ。2時間で行って帰って来い。島には係りの者は居ないから自分で係留しろ。このお兄さんは「お前、漕いだことあるのか?」とは尋ねなかった。

しかし、ボートに乗り込む連れと小生の様子を見れば明らかであろう。水面に浮かんだボートの上でオールをぎこちなく構える小生を、お兄さんは陸から心配げに眺めている。「膝を伸ばせ!」と怒鳴られたが、それぐらい小生だって知っている!! 数回のストロークの様子を見て、ようやくお兄さんはサムアップして引き上げていった。

この間の写真は無い。連れも余裕ゼロだったようである。

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

ちゃんと進む。何とか漕げた。慣れないので緊張を続けないとオールさばきが変になってしまう。進路を修正しようと左右違うことをすると、アタフタしてしまう。それでも目指す島が近づいてきた。

先の発言はすっかり忘れてしまって、連れは大喜びだった。

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

湖畔から島を望む位置にホテルがある。左側の大きな建物に加えて、中央部の丘の上にも展望台が見える。これらが元チトー大統領の別荘だったようである。仕事仲間と訪れた際の様子は別途記事でご紹介したいと思う。

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