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2010年6月

2010-06-30

黒部のトロッコ列車

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

正式には黒部峡谷鉄道という鉄道会社だが、実態は水力発電所群のロジスティクスを担う関西電力の一部門である。観光客を乗せるのは、ある意味、サイドビジネスとも言える。実際、発電所やダムごとに引込み線が設けられて、資機材の搬出入が盛んに行われている。この写真は出平駅。

観光用の列車は、単線の路線で可能な限りの便数が運行されているが、便ごとに客車の編成が異なっているので要注意である。小生が母と乗車した便は、全てが屋根はあるが側壁や窓ガラスが無い「トロッコ」客車であった。便によっては、ちゃんと客室になっている車両や、天井までガラス張りの特別車両が連結されていたりする。

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2010-06-29

富山地方鉄道

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

黒部探訪の2日目は、黒部峡谷をトロッコ列車で上ることにしたので、まずは、宇奈月温泉へ向かわなければならない。富山地方鉄道の新魚津駅から、この時間、あいにく直通電車が無かった。電鉄黒部で降りて次の電車を待つ。

写真を改めてよく見て気付いた。母が写っている。左のプラットフォームの一番手前の人物である。

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2010-06-13

「はやぶさ」の別の視点

まもなく「はやぶさ」が帰還しようとしている。このことに関して2つの点を指摘しておきたい。

まず、「はやぶさ」というモノが偶像化されることへの懸念である。「はやぶさ」を帰還させたものは、あくまで、設計・製作・運用してきた技術者の英知である。焦点を当てるべきは人であってモノではない。

もうひとつは、小生が記憶する限り、日本のテクノロジーで大気圏再突入を行うのは2回目のはずである。1回目は突入体が行方不明になった。今回成功すれば初のことである。この点についての報道を見聞きしないが、小生の記憶が間違っているのだろうか? JAXAも殊更に強調していないのだろうか。技術的には大きなことだと思うのだが。

ふもとの風景

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

小生が母と滞在したホテルは「魚津マンテンホテル駅前」である。鉄道の駅で言うと、JR北陸線と富山地方鉄道の「新魚津」である。黒部1日目は、富山地方鉄道の立山駅からアルペンルートに入った。

往路は特急電車で、ここ寺田駅では、電車の方がスイッチバックしながら直通運転してくれた。帰路は鈍行なので乗り換えなければならない。

夕暮れ時、乗客の多くは学生さんである。小生の住む茨城もそうだが、田舎だと、鉄道の乗客のかなりの部分を学生さんが占めている。社会人は通勤に自家用車を使えるが、学生さんは公共交通機関しか使えない。都会の場合は、社会人も多くが鉄道を使うので、いささか風景が異なって見える。

2010-06-12

黒部から下る

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

黒部ダムから富山側に戻るルートで最も高い箇所を担う乗り物は、立山を貫くトンネル内を走るトロリーバスである。閉鎖空間なので景色はまったく楽しめない。ロープウェイとは大違いである。

一車線の必要最小限の断面積のトンネルなので、行程中央部の一箇所を除いて、バス同士がすれ違うことは出来ない。写真は、そのすれ違いのための待機所である。往路は混雑していたので一便をバス3台で運行していたが、この待機所は満杯であった。帰路は1台で運行で、またも、客は母と小生の2人きりである。

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2010-06-10

黒部の頂

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

この日、最も圧倒された光景である。

黒部ダムからの帰路、ロープウェイの下の駅で時間待ちの際に立山を仰ぎ見た。駅舎の屋上は展望台になっており、この風景を望むことができる。雲が頂を覆っていて良く見えない。立山の頂上はさらに奥にもっと高くそびえているのだろうか?

ロープウェイの上の駅も写っているが、このサイズに解像度を落としてしまうとイマイチはっきりしない。険しい斜面に本当に孤立してポツンと駅舎がある。実際には大きな構造物なのだが、この自然の中ではあまりに小さい。しかし、とんでもない場所に人工物を作ったものである。

強い風が吹いていて、母が転ばないか心配だったが、小生が写真を撮っている間に、あっちこっち意外と平気に動き回っていた。

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2010-06-08

黒部湖

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

黒部湖はエメラルドグリーンの水を満々とたたえている。雪解けはピークを過ぎたのだろうか、最近のものと思われる水位の低下の跡が見られる。おそらく、5月の下旬が観光客が入れて、かつ最も静かな時期なのではないかと思う。湖の遊覧船はまだ営業していなかった。

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2010-06-06

黒部ダム

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GR DIGIAL III + SILKYPIX

富山側から立山を貫くトンネルを通って黒部峡谷に入ってきたわけだが、この写真は、逆に、長野側のトンネルから立山方面を臨んだものである。映画・TVドラマの「黒部の太陽」の舞台となった大町トンネル(現名称は関電トンネル。)である。

この日は雨模様だったが、黒部ダムの気温は比較的暖かかった。しかし、大町トンネルはほんの入り口部分だけでも凍えるように寒かった。しかも、悪天候のため大町側の道路が通行止めになっているため、大町トンネルのトロリーバスも運休し、まったく観光客の行き来はない。

大量の出水に挑んだ難工事が映画・TVドラマで描かれていたが、空気の冷たさを体験して、その苦労に少し触れた感じがした。

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2010-06-05

首相の権限は誰に?

本日2010年6月5日、首相の権限は誰にあるのだろう?

菅氏なのか? 報道によれば天皇陛下による正式な任命の手続きは済んでいない言う。

今、もし不測の緊急事態が発生して首相による「~宣言」が必要になった場合、菅氏はその任にあたれるのか?

報道各社の記事を読んでもこのあたりのことは書かれていない。天皇陛下のご静養の日程を配慮しているのだ、とする記事もあるが、そういう類の話題ではなかろう。さらには、先日の中国外交使節と天皇陛下の会談のスケジュール問題と絡めて説明しているものがあるが、甚だピンボケに感じられる。

小生ごとぎが悩んでも仕方のないことかもしれないが、漠然とした不安感があることは事実である。

--- 加筆 ---

憲法71条によれば、鳩山氏になるようだ。

--- 加筆 ---

鳩山氏が東京工業大学で講演した。そこで自身で述べている。菅氏のが正式に任命されるまでは公式には現職の首相であると。

2010-06-02

黒部探訪

ゴールデンウィークが海外出張で仕事だったので振休が4日も確保できた。5月の21日(金)、24日(月)、25日(火)、26日(水)である。21日に名古屋の実家に移動し、22日は所用で大阪に出かけ、23日に母を連れて富山の魚津へ向かった。

ほとんど親孝行らしいことができていない小生、81歳目前の母を一度黒部ダムまで連れて行ってやろうと思い立ったのである。自分がダムを見てみたいダケ、という話もある。しかし、結論は、黒部は偉大な地であった。いろんな意味で、小生の想像も、母の想像をも超えていた。

24日の朝に富山地方鉄道の新魚津駅からで立山駅に向かう。たった2両の特急電車、しかも他鉄道会社からの払い下げ車両。地元のおばさんが普段着のまま車掌兼ガイドツアーを務めている。雨模様で山の頂はほとんど見えない。おばさんに尋ねてみると山は雪かもしれないと言う。さらに、悪天候のため黒部ダムから長野へ抜けるルートは閉鎖されているとのこと。

この事情をおばさんは若い外国人カップルに説明しようとするが、言葉が通じず要領を得ない様子。アジア人なのだが、試しに英語で話しかけてみたら、小生より遥かに上手な英語で応答が返ってきた。長野の大町に宿を取っているとのこと。しかし、ダムから長野へは抜けられないこと、迂回路として新潟へ出て大町まで抜ける鉄道路線があるが所用時間は数時間かかること、そして、立山駅からダムまで行って戻るのもやはり数時間かかることを説明し、計画を再考すべきと意見してみたら了解してくれた。山々を目前にしながら、なんとも気の毒。

立山駅で最初に乗り換える乗り物はケーブルカーである。客車に加えて貨車が連結されている。黒部ダム建設当時は資材運搬に大活躍したそうだが、今でもニーズがあるのだろうか? 富山地方鉄道はガラガラに空いていたが、多くの観光客は立山駅まで観光バスで来るらしい。ケーブルカーは満員だったが、ものの数分で美女平に着いてしまう。

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

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