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2009-11-20

コルドバ―離陸前

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

どこの国でも代表的な国際空港は「国の玄関」として立派に造られている。ただマドリードの空港は比較的地味である。色彩もデザインも。

帰路には意外な障害があった。マドリードの空港で何と預ける荷物が「重すぎる」と言われた。20kgが上限のところ29kgもあると言う。来る時は何の問題もなかったと抗弁しても、荷物チェックイン・カウンターに取り付けられたデジタル表示は29kgを表示しているし、チケットの制限表示は20kgである。

どうも原因は会議場でもらった各種資料のようだ。大半はコルドバ市庁舎が外国からの来客に対して配布を依頼したという観光資料(会議の内容とはまったく無関係)である。かなり恥ずかしい思いをしながらチェックイン・カウンターの並ぶロビーの片隅で荷物を開け、観光案内を取り出しごっそり捨てた。あと、本来の仕事の資料をアタッシュ・ケースに移す。しかし9kgも軽くなったとはとても思えない。

同じ受付嬢のところに並んでも喧嘩になりそうなので別の列に並んだ。今度は表示は19kg。絶対におかしい。10kgも減量できたはずがない。さっきの受付嬢は大根脚を荷物のコンベヤーにのせていたのではないのか!?

まぁ、良い。先に進む。

手荷物の検査を受けて搭乗者だけが通れるセキュリティー・エリアに入る。土産物屋に仕事の会場のホテルで見かけたものと同じブランドのオリーブ・オイルがあった。滞在したスペイン南部の特産品がオリーブ・オイルということなので、さっそく購入。

ところが、懸念が沸き起こった。オリーブ・オイルは液体物である。ここで購入してマドリード発の飛行機には乗れる。ここまでは良い。

問題は次のパリでの乗り継ぎである。セキュリティー・エリア内だけを通って乗り継ぎできれば良いが、今回そうは行かない事情があった。コルドバで比較的高額の土産物を購入したので免税のための手続きをするつもりである。EUを出る空港つまりパリで手続きになる。このときセキュリテイー・エリアを出てしまうと、再度手荷物検査を受ける時に、液体物は没収されはしまいか?

土産物屋のオバサンに尋ねてみる。私の英語と懸念は理解してくれているようだが、説明はスペイン語だった。「大丈夫」と言ってくれているようだが、私が一度セキュリティー・エリアを出ないといけないことを理解しているかどうか怪しい。そもそも、このオバサンがパリの空港事情に詳しいはずもない。

ただ安心材料もあった。この店の包装の袋は透明で中に入れたレシートが外から見えるようにしてあり、かつ、口が粘着材でシールされている。すなわち、購入した場所が明示でき、かつ、中身を取り出せない、あるいは、中身を追加できないように出来ている。

ほう。これは、上手くいくのかもしれない。

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

パリの乗り継ぎは、やはりセキュリティー・エリアを出なければならなかった。到着して直ぐにエア・フランスの綺麗な案内嬢に再度質問してみた。ひとつは免税手続きのための窓口がどこにあるか、もうひとつはオリーブ・オイルを問題なく再度セキュリティー・エリアに持ち込めるか、である。

今度は彼女は完璧な英語で応対してくれて、私の懸念も100%理解してくれた。彼女曰く「土産物の袋がシールされていて破っていないなら何の問題もない」と。彼女のお陰でパリでの免税手続きを伴った乗り継ぎはスムーズに進んだ。

日本向けのJAL便は、以前はターミナル2Fから出発していたが、今はターミナル2Eが使われている。アルファベットの順序と違って2Eが後に整備されたようである。2Fはコンクリート打ちっぱなしの表面と白い構造材による無機質なデザインだが、2Fは木目調パネルと赤いカーペットで暖色系の仕上がりとなっている。

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

最後にコーヒーを一杯飲んで、冬に向かうヨーロッパから飛び立った。次回は来年の5月にスロベニアを訪れる予定である。また新たな街を経験できることが待ち遠しい。そこでも、もちろん、GRD IIIは活躍することであろう。

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