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2009-11-16

季語が合わず

お恥ずかしい限りである。

昨日紹介させて頂いた筑波神社の紅葉の写真には、万葉集の歌を彫った碑が写っている。改めて歌も鑑賞してみると「筑波嶺を外のみ見つつありかねて雪消の道をなづみ来るかも」とある。「雪消の道」!?

この歌は春のものであった。

写真は難しい。

単に被写体が綺麗という理由でシャッターを切っても、作品の中に存在するストーリーがバラバラになってしまっていてはインパクトが非常に弱くなってしまう。

写真は絵画に比べて画面に盛り込める情報がはるかに多い。不要なものが写りこんでしまったり、必要だと思ってフレームの中に加えたものがかえって説明的になってしまい煩くなりがちである。意識的に画面から不要なものを切り捨てて本当に欲しいものだけを残すべきである。

文字が語るものは大きい。非常に明確に意味を伝えるからである。今回の写真は、画面の中に取り込んだ文字のストーリーと画面が完全にバラバラになってしまった悪い例である。

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