水族館
紅葉の山にするか海辺のプレイ・スポットにするか迷ったあげく、先週末は、混んでなさそうな水族館を選んで出かけた。小生の住まいの近辺では、茨城県大洗と福島県小名浜の水族館が有名だが、天気も良いことだし、福島まで足を伸ばした。暖流の黒潮と寒流の親潮がぶつかりあう「潮目」がこの水族館のテーマである。
湾曲した鉄骨構造と多数の板ガラスで構成された外壁は、外からも中からも近未来的な景観を与えてくれる。黒潮や親潮を再現した巨大な水槽で魚の群れが所狭しと泳ぎまわっている様子は大した迫力である。ただ、分厚いアクリル壁のためになかなかシャープな写真が撮れない。
単純に魚の展示だけではなく、漁業に関連する小名浜近辺の歴史や産業の紹介もあり、いろいろと楽しみながら勉強にもなる。
一番目を引いた魚がこれ。「魚」と「たこ焼き」と「金平糖」を足して3で割ったような・・・、なんともクドイ表現で申し訳ない。連れが「ア○○コ」という表現は今は使えないと言うもので。魚の種類をメモしてくることを忘れてしまった。
動き方は深海潜水艇にそっくりである。小さなヒレを高周波で運動させて水をかき、ゆっくり上下・左右・前後に移動する。身体をくねらせて水中を流れるように泳ぐ魚の本来の動きはまったくない。基本的に腹の吸盤で自身を岩に固定して過ごすようだが、水流に逆らってヨタヨタと岩に近づきぎこちなく「着地」する姿はユーモラスである。
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