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2009年11月

2009-11-30

何故NHKが「坂の上の雲」?

小生は司馬遼太郎のファンである。とは言えども、まだまだ読書の絶対量不足で著書のほんの一部を通読したのみである。その中でも「坂の上の雲」は高校生時代に愛読し今でもときおり読み返す。彼の日本近代史観が好きである。

この歴史観に異を唱える著作もいくつか本屋で見かけた。いろいろな見方があることは小生も受け入れられる。大学の講義で明治期の日本の朝鮮半島での行動について大激論になったこともある。

小生は日本が帝国主義の下に行動し、アジアの人々はその犠牲になったと理解している。犠牲を強いた点を遺憾に思う。しかしながら、当時の歴史の流れはほぼ必然であったとも思う。ヨーロッパ帝国主義にアジアが侵されつつある中で日本は新興の帝国主義で対抗した。日本の国益確保のため、これは合理的であったと思う。誤った行動をしていない点で謝罪の必要性は感じない。

ただし明治期に限った話であることを再度お断りしておく。また、あくまで小生個人の拙稚な知識と思考の結果を述べているのであって、司馬遼太郎の受け売りと批判されれば、まぁ、返す言葉もない。もっと他の結論も有り得るだろう。上述のとおり、他の意見があることは小生は受け入れられる。

昨日29日(日)から「坂の上の雲」のTVドラマの放映が始まった。NHKがこの製作に熱心に取り組んでいるようだが、いったい何故なのか? 不思議である。

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11月からクリスマス気分

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

小名浜の水族館の閉館時間は比較的早いが、11月ともなると日が短く、外は既に真っ暗である。建物本体のライトアップに加えてクリスマスの装飾がなされていた。なかなか綺麗である。

小生、11月からクリスマスシーズンに突入するという風潮に若干の抵抗もある。綺麗なことは良い。ただ、師走の慌ただしさを前倒しされているようで、気分的に焦ってしまうのである。まぁ、これは、ごくごく個人的な気持ちの問題であるが。

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2009-11-28

小名浜の宵

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

小名浜の水族館には子供が自然に近い状態で水遊びできる設備も整っている。さすがに初冬の今は閉鎖されて使えないが、夏場はさぞ賑わっていたことであろう。来シーズには是非その様子を見てみたいものである。

この日は好天のまま日没を迎え、見事な夕焼けとなった。子供用の水辺は夕闇に沈み、近未来的な透明感のある建物に残光が映る。この時間帯は大人のものである。

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科学技術の象徴?

予算編成のための「事業仕分け」とやらで報道が賑やかである。スーパー・コンピューターが科学技術の象徴のように扱われ、政治家と学者の異なった見解が激突している。

しかし、双方とも、国家のあるべき姿について本当に深く考えているのだろうか? あるべき姿には2つの側面があるように思う。

ひとつは、現在の日本のように多種多様な人や組織が複雑に絡み合い関係しあう総体の姿である。これは、はっきりとは見えないものであろう。混沌と言って良いかもしれない。もうひとつは、そのような混沌の中で比較的良く見える形で現れる象徴的な事業である。

この象徴的な事業が総体の姿を良く代表することは可能なのだろうか? これは非常に難しいことだと思う。政治家先生にも学者先生にも文科省官僚にも、ここを今一度よく考えて欲しいものである。

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2009-11-27

水族館

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

紅葉の山にするか海辺のプレイ・スポットにするか迷ったあげく、先週末は、混んでなさそうな水族館を選んで出かけた。小生の住まいの近辺では、茨城県大洗と福島県小名浜の水族館が有名だが、天気も良いことだし、福島まで足を伸ばした。暖流の黒潮と寒流の親潮がぶつかりあう「潮目」がこの水族館のテーマである。

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2009-11-25

青森―連絡船

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

青森を発つ前に最後に立ち寄ったのが八甲田丸である。青森駅横の旧連絡船桟橋に今でも繋留されていて、記念館として乗船・見学できる。遠くから見ると黄色の塗装が鮮やかだが、少し近寄るとあちこちが錆だらけで哀愁が漂う風景である。船としての機能も書類上の籍も無いそうで、単なる浮かぶ構造物扱いになっているらしい。

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2009-11-24

青森―青森駅

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

青森駅は残念なことに縮小されつつある駅である。青函連絡船が運行していた時代には大変な賑わいだったようだが、今では駅舎も古ぼけた感じになってしまっている。貨物列車の操車場もなくなり、旅客用のプラットフォームの数も減ったようである。

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2009-11-22

青森―奥入瀬渓谷

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

車があれば八甲田山系を移動して周るのは楽である。車が無くてもバスを上手に利用すれば広範囲に周遊できるようだが、便数が少ないので計画的でなければならない。小生、計画的なことも好きであるが、本当に楽しいことは計画に縛られたくないというズボラな面もある。

奥入瀬渓谷はその名称が単独でも有名だ。小生は八甲田山とは別物として認識していたが、実際にはすぐ側である。狭いが駐車場もあり、車を停めて散策した。車から降りてしまうと八甲田山系の地理的なスケールの大きさを思い知らされる。奥入瀬渓谷を全コースを踏破するにはとても時間が足りなかった。バスを利用することを計画していなかったので駐車場まで戻るのも徒歩になってしまい、結果的に全コースの1/3程度を往復するだけになってしまった。

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2009-11-21

青森―八甲田山

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

たまっている写真を少しずつ紹介していきたい。一度触れた青森の話題である。9月下旬に青森を訪れた際には、レンタカーを利用して八甲田山方面にも脚を伸ばした。八甲田山について小生は学生時代から若干の知識を持っていた。新田次郎著「八甲田山死の彷徨」を読んだからである。

日露戦争がもはや避けられないと見られた時期、厳冬期の軍隊行動について研究するために冬の八甲田山で行軍演習が実施された。そこで199名の死者を出す大遭難事故が起きたのである。青森第5連隊所属の210名と弘前第31連隊所属の38名(1名は記者)が相対する方角から八甲田山系に入ったが、大変な悪天候に遭遇し、第31連隊員は辛くも全員が青森までたどり着いたものの、第5連隊員は行軍初日に行動の自由を失い、引き続く数日間にほぼ全滅した。

この第5連隊の惨劇を伝える碑として後藤伍長の像がある。後藤伍長は救助要請のため下山途中に立ったまま仮死状態となり、後に救助された。なお、「八甲田山死の彷徨」は一応フィクションの小説ということになっており、後藤伍長の名は「江藤伍長」と変えて表記されている。

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ウルトラC立国?

日本の政治用語で奇妙に感じるものがある。「○○立国」というもの、本来、ある国にひとつあれば良いのではないか? まぁ、多くても、2つか。ところが、日本の政治に「○○立国」はいくつも現れるのである。

小生は個人的には「科学技術立国」であって欲しい、その中で自身が貢献できれば幸せだ。しかし、長い目で見て困難な課題かもしれない。と言うのも、新しいテクノロジーを生み出し続けるには若い力が必要なはずだが、少子高齢化がどんどん進む現状がある。

では、国の現状からして何で国を立てて行くことが必要なのか? 100年の計とは言わないまでも、50年程度で考えて欲しいものである。

「国家の要素」という基本的な問題から日本の政治は目を逸らしているとしか思えない。国民が必要なのである。「産めよ殖やせよ」は古い。しかし最低限「維持せよ」。そのためには子育てが楽しめる国でなければならず、自立的に食っていける仕組みがなければならない。

私が思うに産業成長はもう程々でよい。成長戦略などこの先50年不要である。国土を守る国防、食っていく食料・エネルギー安全保障、次の世代を育てるための福祉・教育、この3本で立国するしかないのではないか?

今の政治のウルトラC的な立国議論は呆れてしまう。

2009-11-20

コルドバ―離陸前

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

どこの国でも代表的な国際空港は「国の玄関」として立派に造られている。ただマドリードの空港は比較的地味である。色彩もデザインも。

帰路には意外な障害があった。マドリードの空港で何と預ける荷物が「重すぎる」と言われた。20kgが上限のところ29kgもあると言う。来る時は何の問題もなかったと抗弁しても、荷物チェックイン・カウンターに取り付けられたデジタル表示は29kgを表示しているし、チケットの制限表示は20kgである。

どうも原因は会議場でもらった各種資料のようだ。大半はコルドバ市庁舎が外国からの来客に対して配布を依頼したという観光資料(会議の内容とはまったく無関係)である。かなり恥ずかしい思いをしながらチェックイン・カウンターの並ぶロビーの片隅で荷物を開け、観光案内を取り出しごっそり捨てた。あと、本来の仕事の資料をアタッシュ・ケースに移す。しかし9kgも軽くなったとはとても思えない。

同じ受付嬢のところに並んでも喧嘩になりそうなので別の列に並んだ。今度は表示は19kg。絶対におかしい。10kgも減量できたはずがない。さっきの受付嬢は大根脚を荷物のコンベヤーにのせていたのではないのか!?

まぁ、良い。先に進む。

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2009-11-19

コルドバ―帰路

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

駅や空港の写真は、面白いもので、往路ではあまり撮らないように思う。どうも先を急ぐ感じがして、降り立った場所をあまり振り返らない。もっとも乗り継ぎに時間の余裕があるときにはゆっくり見て回れるが。

コルドバの駅も帰路になってようやく外観を眺めた。歴史遺産地区とはまったく異なる近代的な建築である。

タクシーの運転手さんには心配をかけた。降りたあと小生があらぬ方向に歩き出すのを見て、一生懸命手振りで入り口を指し示してくれた。

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2009-11-18

コルドバ―夜明け前

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

ついにコルドバを去る時が来た。土曜の朝、日が昇る前にホテルを発つ。去る日曜の晩から数えて6泊である。

メスキータの壁はこの時間は黒々とした陰である。通りの向こうに日の出の兆しがあるものの、街灯は点いたままだ。日中の暑さが嘘のように、ヒンヤリとした空気に包まれている。

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2009-11-17

コルドバ―レストラン街

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

コルドバの写真の紹介を再開する。小生自身が少し飽きてしまっているところがあるが、しかし、滞在全体を眺められるだけの写真を出し切ろうと思う。

コルドバは史跡を見るだけでなく食べる楽しみもある。狭い街にレストランがひしめきあっている。昼間は観光客がランチに押しかけるだけでなく、地元の人たちも集うようである。本格的にディナーを楽しみたければ、21時頃からが店に入ることになる。スペインの夕食の時間は遅く、夜半過ぎまで食べて飲んで語らう。

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2009-11-16

季語が合わず

お恥ずかしい限りである。

昨日紹介させて頂いた筑波神社の紅葉の写真には、万葉集の歌を彫った碑が写っている。改めて歌も鑑賞してみると「筑波嶺を外のみ見つつありかねて雪消の道をなづみ来るかも」とある。「雪消の道」!?

この歌は春のものであった。

写真は難しい。

単に被写体が綺麗という理由でシャッターを切っても、作品の中に存在するストーリーがバラバラになってしまっていてはインパクトが非常に弱くなってしまう。

写真は絵画に比べて画面に盛り込める情報がはるかに多い。不要なものが写りこんでしまったり、必要だと思ってフレームの中に加えたものがかえって説明的になってしまい煩くなりがちである。意識的に画面から不要なものを切り捨てて本当に欲しいものだけを残すべきである。

文字が語るものは大きい。非常に明確に意味を伝えるからである。今回の写真は、画面の中に取り込んだ文字のストーリーと画面が完全にバラバラになってしまった悪い例である。

筑波神社の紅葉

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

紅葉は、ハイキング中は楽しむ余裕が無く、ほとんど目に入らなかった。ケーブルカーで男体山から筑波神社まで降りて来てようやくカメラを向けることができた。「一面の紅葉の絨毯」という状態にはなっていない。ところどころ鮮やかに色付いた樹が見つかる。無彩色系の背景の中に紅葉の樹を置くアングルで眺めると、なかなか印象的である。

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2009-11-15

筑波山ハイキング

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

スペイン出張から帰国して2週間経ち、仕事も家事も、身体の調子もようやく落ち着いた。日本はすっかり秋も深まって冬に向かおうとしている。紅葉はどんどん南下し、小生が住む近くの筑波山も身頃になりつつある。

今日は連れと一緒に筑波山に登った。以前にロープウェイの乗り場の横から入り女体山の頂上に至るコースを歩いたことはある。今回は筑波神社横から入り、先ずはロープウェイ沿いのコースに合流する道を登った。

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2009-11-14

コルドバ―ユダヤ人街

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

メスキータの北側にはユダヤ人街が広がる。とされている。小生はユダヤ人街については良い説明を聴く機会がなかったし資料も持ち合わせていないので、街の性格についてはこれ以上紹介できない。ただ、街並みの様子としては、白い壁の建物が密集し狭い路地が入り組んでいることが特徴である。

地中海沿岸の都市の観光案内にあるような真っ青な空と真っ白な建物の写真を自分でも撮ってみたいと思っていたが、ここは正にそのような風景である。

ただ、海は無いが。

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2009-11-13

コルドバ―城壁

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

コルドバは世界歴史遺産に指定されているが、遺産地区の西側は今でも長く連なる城壁が境界となっている。城壁の外側も内側も民家、レストラン、ホテルが密集しているが、城壁のすぐ外側だけは観光用の遊歩道として整備されている。抜けるような青空と城壁に強く射す陽の光が水面に反射して美しい。

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2009-11-12

コルドバ―アルカサル(6)

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

アルカサルの紹介もこれが最後になる。

最も古い部分と思われるところへ向かう。とは言っても、一体どれぐらい古いものなのか見当がつけにくい。写真のように壁の漆喰は明らかに新しいもののようだが、そこにさりげなく発掘品と思われる小片が埋め込まれている。お洒落と言っても良い趣向だ。そして、甕や柱も無造作に置かれているのだが、日本ならば発掘品のレプリカに違いないところが、ここだと本物の可能性が高い。

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2009-11-11

コルドバ―アルカサル(5)

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

撮影の順序と記事掲載の順序が前後してしまったが、今回は塔の様子をご紹介する。中庭から見上げて左側、西よりに位置する塔の中は、このように狭い螺旋階段を昇降しなければならない。敵が城内に侵入した際に迎え撃つための銃眼もある。銃が使われただろうか? 弓矢の時代か?

今、気付いたのだが小生の足が写りこんでしまっていた。お恥ずかしい。

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2009-11-10

コルドバ―アルカサル(4)

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

さて中庭の様子である。建物の上から見下ろした方向とは真反対に、中庭の端から塔を見上げる。大変古いものと思われる石積みの壁の一部と、綺麗に白く漆喰を塗って修繕された回廊の壁が、良いコトラストを成している。夏の真昼には中庭も太陽が照りつけるであろうが、果樹もたっぷり植えられており日陰は気持ち良さそうである。

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2009-11-09

コルドバ―アルカサル(3)

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

アルカサルは城塞なので塔もある。古く狭く暗い階段を昇り詰めると再び強い日差しに照らされる。そして街の様子を望む。川の向こう岸にはホテル「エスペリア」が見える。ここからはロマノ橋はチラリと見えるものの全長をはっきりと見通すことは出来なかった。

すぐ下にはひっそりとした雰囲気の中庭がある。こちらの写真も後ほど紹介したい。

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2009-11-08

コルドバ―アルカサル(2)

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

庭園の中を散策すると何種類かのバラが綺麗に花を咲かせているのを見つけた。いくつか色と花の形で気に入ったものを撮影した。本格的な三脚を持っていないこととGRD IIIには望遠の機能が無いことから、手持ちで撮らざるを得ず無難なアングルのみである。DNGファイルで記録してSILKYPIXで現像する際に色の味付けをしてみた。やや誇張した仕上がりになっているが習作ということでお許し願いたい。

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2009-11-07

コルドバ―アルカサル(1)

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

もうひとつ比較的ゆっくり時間をすごした史跡がアルカサルである。城塞のようだが建物の部分は比較的小規模で、どちらかと言うと庭園の方が広大であった。ここもイスラム教勢力下にあったコルドバをキリスト教勢力が奪還していく歴史の場である。

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2009-11-05

コルドバ―メスキータ(2)

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

同じメスキータの中にキリスト教の聖堂もある。現役であり、今ではメスキータはすべてカトリックの施設のようである。つまりイスラム教の行事に使われることはない模様。

そのキリスト教の聖堂がまた豪華絢爛と呼ぶにふさわしい装飾に満ち溢れている。メスキータが属していた本来のイスラム教モスクは数万人が一度に礼拝できる平面的に広大な敷地を誇っていたとのこと。それに対してキリスト教の聖堂は高くそびえる方向へ発達したようだ。

まさに神を仰ぎ見る場所である。

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2009-11-04

コルドバ―メスキータ(1)

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

メスキータの中でイスラム教モスクの様式を今に伝えている部分である。柱に沿って天井部分にツートン・カラーのアーチがある。この形状はどのモスクにも共通のものなのであろうか? 小生はイスラム教建築物に接するのは初めてなので、よくわからない。少なくともコルドバでは、メスキータと言えばこの建築様式が象徴となっており、土産物の図柄に多く取り入れられている。

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2009-11-03

コルドバ―GRD III

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

モード:AUTO/感度:ISO400(AUTO-HI)
ホワイトバランス:日中/絞り:F1.9(開放)
シャッタースピード:1/10秒

小生はカメラの仕様や撮影諸元を云々することはあまり好まないのだが、今回はGRD IIIの性能が良く発揮された例だと思うので、特に紹介しておきたい。

コルドバ中心部にあるメスキータ、さらにその中の聖堂を訪れた。イスラム教モスクの内装を残している部分は暗い。掌サイズの三脚でも警備員がそっと寄って来て「三脚はだめ」と注意されてしまった。これは従わねばなるまい。手持ちで撮る。カメラを固定するにしても壁や柱を上手く使うしかない。両手首を柱に押し付けながら、カメラをレリーズを上にして縦位置に構えた。手首が柱にあたる位置をずらしながらアングルを決める。屋内の構造物の撮影に広角レンズは大変使い勝手が良い。GRD IIIに内蔵されている水準器表示を重宝する。ヒストグラムをざっと眺めて露出補正は不要と判断し撮影諸元が決まった。F1.9のレンズの絞りを開放したままでもシャッタースピードは1/10秒である。ストロボの発光はもちろん無い。

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2009-11-02

コルドバ―時空の交錯

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

ロマノ橋と南岸の砦の周りを散策する。

古い時代と新しい時代の往来がこの一点で交わっている。

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2009-11-01

コルドバから帰国

現地時間31日(土)の朝にコルドバを出発し、日本時間11月1日(日)の夕刻に帰宅した。

ホテルをチェック・アウトする時に、ホテルの会計が相当にいい加減なことに驚いた。朝食や昼食の代金がキチンと請求書に反映されていないのである。ホテルのカウンターのお嬢さんが「請求が上がってきていないから・・・」と「自分の責任の範囲を超えているし、あなた得しているんだからいいんじゃない?」という表情で言うので、お嬢さんの言葉に従ってそのままにしてきた。後日のクレジット・カードでの請求でトラブルが生じないか若干不安である。

往路とまったく同じ道筋を逆に辿った。コルドバからマドリードまでは鉄道。マドリードからパリ経由で成田までは空路である。スペイン内は暑かったがパリはかなり気温が低かった。パリで乗った飛行機は最初は室温が高い目で快適だったが、飛行中に徐々に温度が下がり成田到着直前はフリースを羽織っていてもまだ寒いくらい。そして成田に降り立つとまた蒸し暑い。環境の温度変化だけでも疲れてしまいそうである。

明日2日(月)はさっそく出勤である。今晩は疲れている分とりあえず良く眠れそうである。

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