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2009-11-03

コルドバ―GRD III

R0011085
GR DIGITAL III + SILKYPIX

モード:AUTO/感度:ISO400(AUTO-HI)
ホワイトバランス:日中/絞り:F1.9(開放)
シャッタースピード:1/10秒

小生はカメラの仕様や撮影諸元を云々することはあまり好まないのだが、今回はGRD IIIの性能が良く発揮された例だと思うので、特に紹介しておきたい。

コルドバ中心部にあるメスキータ、さらにその中の聖堂を訪れた。イスラム教モスクの内装を残している部分は暗い。掌サイズの三脚でも警備員がそっと寄って来て「三脚はだめ」と注意されてしまった。これは従わねばなるまい。手持ちで撮る。カメラを固定するにしても壁や柱を上手く使うしかない。両手首を柱に押し付けながら、カメラをレリーズを上にして縦位置に構えた。手首が柱にあたる位置をずらしながらアングルを決める。屋内の構造物の撮影に広角レンズは大変使い勝手が良い。GRD IIIに内蔵されている水準器表示を重宝する。ヒストグラムをざっと眺めて露出補正は不要と判断し撮影諸元が決まった。F1.9のレンズの絞りを開放したままでもシャッタースピードは1/10秒である。ストロボの発光はもちろん無い。

画像データはDNGファイルに保存したものをSILKYPIXで現像した。色温度を若干修正したがほぼカメラ側の設定をそのまま活かしている。露出は-0.7EV調整し、コントラストのガンマで全体を暗い目にしている。シャープとノイズリダクションであるが、細かい装飾を綺麗に再現したいため「ナチュラルファイン」の設定を選んだ。これはフィルターにより輪郭をやや強調するとともに、ノイズリダクションの動作は控えめにするものである。

最初の写真は画像全体を540×720ピクセルに解像度を落としてアップロードしたものである。サムネール画像はココログのサーバー側でさらに270×360ピクセルに縮小されているが、サムネール画像をクリックすれば540×720ピクセルの画像をご覧いただける。

R0011085m
GR DIGITAL III + SILKYPIX

中央部を原寸(カメラの1画素=1ピクセル)に拡大してみた。やはりサムネール画像をクリックすれば540×720ピクセルの画像をご覧いただける。照明がもう少し明るければもっと細部が写ったものと思うが、撮影条件からすれば満足な解像度が得られた。

R0011085o_2

左上の周辺部も原寸に拡大してみた。距離が近い分より細部まで写っているようである。広角レンズ特有の形状の歪みはあるものの光量の減少や解像度の悪化は実用上無いと言って良いであろう。

小生の撮影スタイルからするとアップにしたければ近寄れば良い。撮影場所に制限があるときに大きなものを撮りたければ広角レンズは必須である。暗い条件での撮影範囲を広げるには明るいレンズでなければならない。この辺りの要求をGRD IIIは実に良くカバーしてくれている。

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