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2009-11-10

コルドバ―アルカサル(4)

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

さて中庭の様子である。建物の上から見下ろした方向とは真反対に、中庭の端から塔を見上げる。大変古いものと思われる石積みの壁の一部と、綺麗に白く漆喰を塗って修繕された回廊の壁が、良いコトラストを成している。夏の真昼には中庭も太陽が照りつけるであろうが、果樹もたっぷり植えられており日陰は気持ち良さそうである。

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

大理石が敷き詰められた四角い窪みはおそらく水を張ることが可能であろう。プールというよりは人工の池である。何と呼べば良いか日本語が思い浮かばない。おそらく大理石は後世になって修繕して綺麗にしたものだろうが、この中庭の意匠は造営当時からのものなのだろうか? この城塞の住人であった王家の人々は沐浴なども楽しんだのだろうか? ローマ時代には沐浴の習慣があったことは良く知られているが、このスペインの地ではその後イスラム勢力が入り、さらにレコンキスタによりキリスト教が回復した。この城塞が本格的に使われた時代は、ローマ時代よりも1000年以上も後のことである。

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

このように考えを巡らせていると、改めて世界史を勉強することも楽しそうに思える。まずはヨーロッパ史からか。出張では欧米の研究者と仕事以外の話題で歓談する機会も多いが、皆さん実に歴史に詳しいことに驚かされる。小生は40歳も過ぎてようやく日本史をそこそこ話せるようになったが、世界史となるとまったくダメである。世界史はまた宗教史でもあり、学ぶことは多そうだ。

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

ちなみに、小生は1000点満点の共通一次試験を経て大学入試を受験した最後の世代である。このとき選択した社会の科目は日本史。すべての科目の中で最低の点数であったことは今でも苦い思い出である。

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