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2009-11-05

コルドバ―メスキータ(2)

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

同じメスキータの中にキリスト教の聖堂もある。現役であり、今ではメスキータはすべてカトリックの施設のようである。つまりイスラム教の行事に使われることはない模様。

そのキリスト教の聖堂がまた豪華絢爛と呼ぶにふさわしい装飾に満ち溢れている。メスキータが属していた本来のイスラム教モスクは数万人が一度に礼拝できる平面的に広大な敷地を誇っていたとのこと。それに対してキリスト教の聖堂は高くそびえる方向へ発達したようだ。

まさに神を仰ぎ見る場所である。

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

聖堂の美しい彫像に目を見張るばかりのとき、近くに居た警備員が急に小走りで動いた。あまりに急だったので驚いたが、警備員が向かう先には、重い柵の支柱をずらせて礼拝場所へ入ろうとしているご老人の姿があった。何事かと思ったが神父様だったのである。カジュアルな服装をされているが、襟にはカトリック聖職者の独特のカラーを着けておられる。写真の左下に神父様の姿が写っている。一心に祈っておられた。

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

神父様の身の丈と比べて聖堂の大きさを実感して頂けると思う。建物の構造、壁や柱の装飾、そして大きさそのものが、神の偉大さを表現するための惜しみない努力の結果である。営々と積み重ねられてきたものが現在に伝わる場に身を置いて、あらためて宗教や歴史の重さを考えさせられた。

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

一方、日本にも様式こそ異なるものの、遺構だけでなく、大変古い由来を持つ神社仏閣や歴史的な建造物が各地に数多くある。そのような場所に身を運んで歴史に思いを馳せることの意義を、改めて認識した。

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