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2009-10-16

パリ―セーヌ川の生活

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オルセー美術館を出た。そこは観光船が行き交うセーヌ川の左岸である。橋をわたって右岸へ移ると、静かに停泊している船が何隻も見られる。仕事を休んでいる観光船ではない。貨物船でもない。これらは人が住んでいる船なのである。比較的よく手入れされている様子で、遺棄されたものではないことは明らかである。そもそも、美しいパリの顔であるセーヌ川に廃船を放置しておくなど、パリの人々が許すはずがない。

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船の上でガーデニングを楽しむとはなんとも優雅である。この場所が飽きれば船ごと他のところへ移ればよい。そのとき、この小さな草花たちも一緒に移動できる。これは大人の生活のスタイルだろうか? とんでもない。ちゃんと子供も居るのである。親子ともども船に住み、船内にはちゃんと子供部屋もおもちゃも揃っている様子である。

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日本の都会で橋の下と言えばともすれば暗いイメージがあるが、少なくともここには普通以上の優雅な生活がある。船の半分を橋の下に突っ込んで停泊しておけば、何かと便利であろう。船を止める場所は、早い者勝ちで決まるのだろうか。岸壁側、川側の違いも気になる。岸壁側の船が離岸したいときには、お隣さんと相談して「ちょっとごめんよ」と動いてもらうのだろうか?

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この岸を通行人は自由に散歩ができる。しかし自動車が入れるところにはゲートがあり、限られた車だけが遠隔で開けて通る。おそらく船の住人だけが車を乗り入れることができるようである。

そして、ここが社会的に認知された生活の場であることの決定的な証拠を見つけた。郵便受である。

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