« 2009年9月 | トップページ | 2009年11月 »

2009年10月

2009-10-31

コルドバ―夜景

R0010940
GR DIGITAL III + SILKYPIX

国際的な会合でも「懇親会」がある。参加するとホテルに戻る時間にはすっかり暗くなっている。仕事に向かうコースを夜に逆向きに辿ると、遺構がライトアップされていた。GRD IIIは小型なので三脚も小さなもので十分に用が足りる。

父は小生が子供時代にこの三脚を愛用していた。亡くなった父はよもやこの三脚が海外で活躍するとは思っていなかったであろう。小生の写真好きは父譲りのものである。小生は絵画はまったくやらないが、父は絵も描いた。もしヨーロッパの地を踏む機会が父にあれば、父は写生道具も持ってきたに違いない。

続きを読む "コルドバ―夜景" »

2009-10-30

コルドバ―滞在拠点

R0010904
GR DIGITAL III + SILKYPIX

コルドバでの滞在ホテルは有名なメスキータの直ぐ横である。駅からのタクシーが狭い路地の土産物街に入ってきたときには、土産業者と結託してボラれるのではないかと心配した。このメスキータの塔の前にタクシーが停まると、確かにそこに目的のホテルがあった。ホテルの名は「マイモニデス」である。綴りのとおり発音すればよいのだが早口で言おうとすると舌を噛む。

スペイン語の発音の音素は日本語と似ているように思う。綴りと音の対応も比較的簡単だ。ただ、スペイン人はものすごい速さで音素を発する。つまり、すごく早口に聞こえる。ただし、ひとつの単語に沢山の音素を含んでいるのかもしれず、文意を伝える速さの観点で早口かどうかはわからない。

続きを読む "コルドバ―滞在拠点" »

2009-10-29

コルドバ―鉄路(3)

R0010876
GR DIGITAL III + SILKYPIX

AVEの車内は相当に豪華で驚いた。1等車だと思う。改めて切符を見てみると料金が93ユーロとなっている。高いのだろうか? 2時間弱の移動なので日本で言えば東京・名古屋間程度のようだが、グリーン車に乗る事を考えれば同じぐらいかもしれない。ちなみに飲み物のサービスに加えて、簡単な食事も出た。

そもそも車両の長さが短いためだが、1両あたりの座席の数も極端に少なく21名だ。その割りには客室でサービスしてくれる乗務員の数がやたらと多く感じた。ただ、立ち振る舞いや話し方が大変静かなので、煩わしさはまったくなかった。車両に動力がないからか新幹線に比べて背景ノイズがはるかに小さく、客室には常にクラシック音楽が流れて、大変落ち着いた雰囲気だった。

続きを読む "コルドバ―鉄路(3)" »

2009-10-28

コルドバ―鉄路(2)

R0010872
GR DIGITAL III + SILKYPIX

日本に居る間に旅行代理店を通じて切符を手配したところ、11:30発コルドバ経由マラガ行きのAVE2112列車と決まっている。確かに列車はあった。自動券売機もあるので、その気になれば現地入りした後でも切符が買えそうだが、どうも当日購入は危険なようである。コルドバに着いてから会議参加者と雑談したところ、日が迫ってから予約をいれようとしたらマドリード発の列車は満席だったとのこと。やむなく空路で別の街に行き他の鉄道路線でコルドバ入りしたそうだ。

続きを読む "コルドバ―鉄路(2)" »

2009-10-27

コルドバ―鉄路(1)

R0010846
GR DIGITAL III + SILKYPIX

一夜明けた25日、夏時間が終了して通常時間に戻った朝は「1時間余分」の寝坊ができた。それでも比較的日が昇るのが遅いように感じる。マドリードの空気はヒンヤリと冷たく長旅で疲れた心身をリフレッシュしてくれる。

ホテルの目の前がアトゥーチャ駅であり、大きな荷物を引いていてもまったく気にならない距離である。日本で駅前の地図を検討したときには、これほど近いとは予感できていなかった。結果論だが良い宿を選べた。

宿の朝食で気付いたことがある。各自好きなものをとって食べるビュッフェ形式なのだが、皿を並べて運ぶトレイが無いのである。「トレイは無いのか?」と尋ねたら「部屋に持って上がって食べたいのか?」と逆に質問された。どうも、こまめにテーブルと行き来しながら少しずつ飲食するスタイルらしい。コルドバのホテルでも同様である。空いている時間は良いが混雑し始めたら大変ではないかと心配になるが。

続きを読む "コルドバ―鉄路(1)" »

2009-10-26

コルドバ―空路

R0010824
GR DIGITAL III + SILKYPIX

今回の往路の旅程は、24日に成田を発ちフランス・パリを経由してスペイン・マドリードまで空路。翌25日は鉄路でマドリードからコルドバまで移動である。日本を昼間に出発してヨーロッパへ向かう場合、飛行機は常に陽の下を飛ぶ。ほとんどの時間はシベリアから北欧にかけての北極圏上空で費やされるが、大抵座席を通路側にとることもあって、ほとんど外を眺めたことが無い。今回、たまたま、最後部ドア(右側なので北の方角)の窓から印象的な光景を目にしたので撮影した。行程を3/4ぐらい来た頃だったので、おそらくロシア西部ではないかと思われる。アメリカのグランド・キャニオンを思わせるような凍りついた渓谷地帯である。

続きを読む "コルドバ―空路" »

2009-10-25

ヨーロッパ再び

今月2度目の海外である。今回はスペインの地を踏んだ。

24日土曜に成田を出発し、フランス・パリを経由してスペインのマドリードまで来た。当地時間の22時ごろにホテルに入り、一晩明けたところである。この夜、当地では夏時間から普通時間への切り替えが行われた。よって、本日23日日曜は1時間余分がある。

昨日のフライトは相当に疲れた。この夜もあまりよく眠れていないが、今日の旅程は正午ごろから開始なので午前中はゆっくり過ごそうと思う。

2009-10-20

パリ―番外編(2)

R0010554
GR DIGITAL III

セーヌ川の船の上にこの猫は居た。非常にバツの悪い出会い方をした。

この猫、大きな用を足したばかりだったのである。金属製だか樹脂製だか判らないが、とにかく船の固い材料の上に落とし物をしていた。落とし物を隠そうと、砂をかけるような動作で、材料をガリガリと前足で擦っている。無理、無理・・・、とおもって眺めていたら、この猫と目があってしまったのである。

恥ずかしいところ(アホな場所で、アホなものを出してしまって、しかも隠そうとアホな動作を繰り返しているところ)など何も見られてないような軽快さで、ピョンピョンと船から船へそして岸に上がってきて、背中を丸めた姿勢で小生の脚に押し付けてきた。馴れ馴れしいことこの上ない。

続きを読む "パリ―番外編(2)" »

2009-10-19

パリ―ヴァンセンヌの森

R0010451
GR DIGITAL III

パリの東の外れ、環状道路の直ぐ外側にヴァンセンヌの森と呼ばれる緑地がある。帰国してから調べて知ったが10平方キロメートル近くある広大なものである。先週金曜日の夕刻、ムーラン・ルージュの界隈に立ち寄る前に、散策した。

パリに滞在した1週間は、現地はかなり温かな気候だったように思う。朝晩はやや冷え込むものの、仕事のスーツを着こんでいると、部屋の中での仕事中も昼食の外出中も汗をかくほどだった。そこに雨が降ると蒸し暑さが加わる。そのためだろうか、紅葉はほとんど進んでいなかった。落葉の早い木だけは葉が茶色くなっていたが。

続きを読む "パリ―ヴァンセンヌの森" »

2009-10-18

パリ―番外編(1)

R0010599
GR DIGITAL III

シモネタで恐縮である。

エッフェル塔の近くでみつけた仮設トイレである。左側は日本でもよく見かける樹脂製箱型のトイレで、おそらく中は洋式だと思われるが、ヨーロッパや米国のイベント会場ではよく見る。

問題は右側の男性用の仮設トイレである。

実は、小生、催していたので、この仮設トイレを便利に使わせてもらった。パリは公衆トイレが極端に少ない街である。しかし、さすがに周りの目が気になり、この写真の真反対側の1面(1基あたり3人が同時に用をたせる。)を、隠れるようにして使った。済ませた上で、改めてこの仮設トイレを眺めると、便器の部分(とは言ってもコイツは全体が一体成型のようだが)の形状がなにやら卑猥に見えてきた。小生にとって何に見えているかは読者のご想像にお任せする。

続きを読む "パリ―番外編(1)" »

2009-10-17

パリ―エッフェル塔

R0010584
GR DIGITAL III

極めて「ベタ」なネタだが、お約束のエッフェル塔である。今回の出張ではエッフェル塔のすぐ近くで仕事であった。メトロの駅も目と鼻の先であり歩道は観光客で溢れていた。昼食時に通り雨に遭遇したときなど、カフェは大混雑、大混乱。仕事仲間と飲み食いした品物の数と伝票に並ぶ数字が合っていないのである。伝票の方が数が少なかったので何も言わずに払って出たが。

続きを読む "パリ―エッフェル塔" »

2009-10-16

日没後(DNGファイルから現像)

トラックバック企画 レタッチ に参加

Dev
GR DIGITAL III

DNGファイルからの「現像」をGRD IIIに付属しているソフトIrodioを用いて試みた。

原画のヒストグラムには、シャドー寄りにひとつ山があり、中間調からハイライトにかけて平らなプラトーが続く。シャドーの山は林や建物であり、プラトーは空と雲である。そこで、露出タブのEV、コントラスト及びガンマの調整により、林や建物のシャドーの山を黒に潰し、空と雲のプラトーをシャドーからハイライトまでダイナミックレンジ一杯に引き伸ばした。

TIFF(16bit)で保存したものを画像処理ソフトで再度読み込み、解像度変更とアンシャープマスクの操作を加えて、JPGで保存したものである。

続きを読む "日没後(DNGファイルから現像)" »

パリ―セーヌ川の生活

R0010549
GR DIGITAL III

オルセー美術館を出た。そこは観光船が行き交うセーヌ川の左岸である。橋をわたって右岸へ移ると、静かに停泊している船が何隻も見られる。仕事を休んでいる観光船ではない。貨物船でもない。これらは人が住んでいる船なのである。比較的よく手入れされている様子で、遺棄されたものではないことは明らかである。そもそも、美しいパリの顔であるセーヌ川に廃船を放置しておくなど、パリの人々が許すはずがない。

続きを読む "パリ―セーヌ川の生活" »

2009-10-15

パリ―オルセー美術館(3)

R0010529
GR DIGITAL III

絵画と彫刻だけでなく建物に関する展示もあり、建造物そのものや内装、調度品の芸術性を概観できるようになっている。パリのオペラ座(ガルニエ宮)のカット模型は、模型自体も大変な凝りようである。観客席の座席ひとつひとつから舞台の幕やせり上がりの機構まで、実に細かく作りこまれている。

続きを読む "パリ―オルセー美術館(3)" »

2009-10-14

パリ―オルセー美術館(2)

R0010500
GR DIGITAL III

作品の展示については、もう「圧倒的」という表現しか出てこない。

個々の作品は印象派以降の名だたる画家のもので、小生は絵画には疎くコメントできないが、日本でも教科書や書物で見つけられたり特別展が開かれたものが多い。しかし、画家ごと時代・主義ごとに、まとまった数の作品をずらりと並べているところが贅沢の極みであり、そして、小生のような者にも「あぁ、絵画はこのように変化してきたんだな」と様式や画風の変遷を感じることができる。

そのような直感に訴える「説明力」を持った美術館である。

続きを読む "パリ―オルセー美術館(2)" »

2009-10-13

パリ―オルセー美術館(1)

R0010541
GR DIGITAL III

金曜日にすべての仕事の日程を終え、翌日土曜日がパリ出発。幸いなことに飛行機が夜の8時に出る便だったので、午前・午後とパリを観光する時間に恵まれた。以前に一度ルーブル美術館を訪れたことがあるし、今回はオルセー美術館を目指した。仕事で一緒だった参加者からオルセー美術館を薦められたこともある。オルセー美術館はもともと鉄道の駅だった建物を流用している。

続きを読む "パリ―オルセー美術館(1)" »

2009-10-12

パリ―帰国

パリから戻った。11日の夕刻に成田に到着している。

往路は職場の規程によりエコノミークラスだったが、復路はオーバーブッキングによりビジネスクラスへ移してもらえるという大変な幸運に恵まれた。小生にとって初めてのビジネスクラスである。正直、異次元としか思えないサービスであった。

小生の職場は海外出張の旅費支給にことのほか厳しい方針で臨んでいる。旅行代理店に出張者の旅程計画を公示し入札させ、最も安い価格を提示した旅行代理店に発券させるのである。一応、直行便優先、大手航空会社優先など、出張者の負担や安全に配慮はしてくれているが、団体ツアー向け航空券をバラ売りしたものを持たされる可能性は非常に高い。この類の航空券だと、なんらかの障害により飛行機に乗り遅れる場合は、まずは自腹を切って航空券を買い直さなければならない。この航空券について職場が後で支払ってくれるかどうかは、「障害」の理由、あるいは出張者本人の説明の上手さや押しの強さにかかってくる。

この程度の航空券であるから、オーバーブッキングの場合は、より悪い条件のサービスを提示されることがほとんどのハズである。他の経路か後続の便への振り替えである。ビジネスクラスで帰ってこられたことは、よほどの幸運であろう。

今年のすべての幸運を使い果たしていなければ良いが。

中2週間で再度ヨーロッパへ出張する予定なので、特に今回の帰路が身体に楽だったことはありがたい。本日12日(月)が休日であることも助かる。

パリ―秋

R0010445
GR DIGITAL III

パリの伝統的な建物の街並みは、その色からして、秋に似合うように思う。春や夏は住人がいろいろと花やパラソルなどをアレンジして飾るようだが、建物そのものは褐色系の色にほぼ統一されているので、紅葉や落ち葉に馴染む。10月のパリはもう晩秋のたたずまいである。

続きを読む "パリ―秋" »

2009-10-11

パリ―赤い風車

R0010469
GR DIGITAL III

この風景はあまりにも有名であろう。画家のロートレックが通い詰めて数々の名作のモチーフとしたほか、映画でも多数登場している。ムーラン・ルージュである。あわよくば、一番端の席で遠くから眺めるだけでも良いからショーを見物しようと思ったが、まったく考えが甘かったようである。老若男女・国籍多岐な長い長い列が出来ていた。本格的に楽しむためには、事前予約かあるいは相当の気合を入れて何時間も並ぶ必要がある。

続きを読む "パリ―赤い風車" »

2009-10-09

パリ―サン・ドニ

R0010438
GR DIGITAL III

現在パリに滞在中である。撮り立ての画像を紹介しておく。今晩はたまたま夜の予定が空いていたので街に出た。普通に出かけても面白くない。結論から言って夜のサン・ドニの界隈は歩くことをお奨めしない。写真のサン・ドニ門を見たらさっさと引き上げるのがよかろう。

続きを読む "パリ―サン・ドニ" »

2009-10-03

青森―物産館

R0010359
GR DIGITAL III

青森県のシンボルマークは「三角形」である。物産館の「アスパム」もこの三角形をモチーフにしているのだろうか。最初にホテル側(陸地側)からこの建物を眺めたときはピラミッド型をしていると想像したが、実際には平らな三角形の板の形をしている。このため建物内の空間は意外と小さい。1階には青森の品々を販売している土産物屋が並ぶ。小生はリンゴが好物でアップルパイやデニッシュの類はすぐに試してしまう。連れも甘いものには目が無い。ここで見つけたお奨めの品は「パムパム・アップル」である。連れに言わせれば「アップル・パイにたっぷりバターの組み合わせは反則技」だそうで、おかげで滞在中に2回も食べることになった。

続きを読む "青森―物産館" »

青森―市街

R0010365
GR DIGITAL III

9月最後の週末に青森を訪れる機会があった。以前に八戸から六ヶ所へ向かった経験はあるが、青森市街地は今回が初めてである。ホテルに向かう途中には小さな寺があり、燈篭が綺麗に飾りつけられていた。北国には漠然とモノトーンなイメージを持っていたが、鮮やかな色使いの装飾に迎えられて印象を新たにした。

続きを読む "青森―市街" »

2009-10-02

小便小僧の街(携帯待受)

Dcp_2690

某飲料品「ダ○ラ」のコマーシャルに長らく登場していた「小便小僧」は、オリジナルの像がベルギー・ブリュッセルにある。2004年秋にフランス・パリから陸路でベルギー・ブリュッセルに入り、新旧市街地を散策する機会があった。小便小僧は本当に「小僧」というぐらいに小さな像だが、旧市街中心部の広場には見上げるような古い建造物がある。この記事を掲載するにあたり建物の名前を調べてみたところ、教会だと思っていたが、なんとホテルらしい。「Hotel de Ville / Stadhuis」である。昼間に見る建物も迫力があるが、夜もライトアップされて美しい。
DC3800で撮影した画像ファイルを加工した。

2009-10-01

スペイン離宮(携帯待受)

Dcp_2604

2004年5月にスペインを訪れた。滞在したサン・ロレンゾ・デル・エスコリアルという街はマドリードの郊外に位置し、スペイン王室の離宮がある。この離宮は教会も備えており、その地下は王室の墓所となっている。スペイン語に疎いため、実のところ「離宮」と「城」のどちらの表現が適切か小生には不明である。あまりに建物の規模が大きすぎて、観光客が居るもののその数の多少について印象すら掴めなかった。また、地元の小学生達が先生に引率されて勉強に訪れていた。溢れるような元気さと行儀の良さに感心したものである。DC3800で撮影した画像ファイルを加工した。

« 2009年9月 | トップページ | 2009年11月 »