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2009-10-27

コルドバ―鉄路(1)

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

一夜明けた25日、夏時間が終了して通常時間に戻った朝は「1時間余分」の寝坊ができた。それでも比較的日が昇るのが遅いように感じる。マドリードの空気はヒンヤリと冷たく長旅で疲れた心身をリフレッシュしてくれる。

ホテルの目の前がアトゥーチャ駅であり、大きな荷物を引いていてもまったく気にならない距離である。日本で駅前の地図を検討したときには、これほど近いとは予感できていなかった。結果論だが良い宿を選べた。

宿の朝食で気付いたことがある。各自好きなものをとって食べるビュッフェ形式なのだが、皿を並べて運ぶトレイが無いのである。「トレイは無いのか?」と尋ねたら「部屋に持って上がって食べたいのか?」と逆に質問された。どうも、こまめにテーブルと行き来しながら少しずつ飲食するスタイルらしい。コルドバのホテルでも同様である。空いている時間は良いが混雑し始めたら大変ではないかと心配になるが。

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

駅舎は新旧2つに分かれているようだ。古い駅舎はレンガ造りの建物で囲われた大きな空間に屋根を被せた構造で、ヨーロッパの古いターミナル駅にほぼ共通した景観である。昔はここにプラットフォームがあって列車が入線していたに違いない。今ではこの空間は熱帯植物園になっている。パリの旧オルセー駅は美術館になったわけだが、跡地利用の方法の違いもお国柄が反映されるのかもしれない。

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

旅をテーマに旅行カバンをモチーフにしたモニュメントもある。ここをミィーティング・ポイントにして、実際に大きな荷物を並べて時間待ちをする旅行客も居る。日本でも駅は建築美の実験場の感がある。新しいものもあれば、歴史的なものもあるが、歴史的なものは是非残して欲しいものである。東京駅の丸の内駅舎は一時は取り壊しの案も出たと聞く。そもそも取り壊そうというアイデアが出ること自体が悲しいことだが、温存と決まって日本のセンスもまだまだ捨てたものではないと安心している。

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GR DIGITAL III + SILKYPIX

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